31～33ヵ月

子供の語彙力の向上につれ、言語の理解力も同じように向上していくので、関連性のないような２つの物事を紐づけて理解できるようになります。例えば「ボールを見つけて、それをお父さんに渡してあげて」といったようなことを理解します。これまでによく使われていた、自己中心型の表現である、「No」（嫌）や「Mine」（私のもの）といった言葉は、やがて、好奇心を示す表現である、「Why」（なんで？）や「What」（何が？）という言葉に変化していくでしょう。

また、論理的な思考を養っていく時期でもあります。この論理的思考を刺激してあげる為に「Yes/No」（はい/いいえ）で答えられる質問だけではなく、オープンエンディングな「Wh-」（いつ、どこで、だれが、どうした）系の質問をしてあげるとよいでしょう。例えば、「寒いな。ヒーターつける？」（Yes/No系）だけではなく、「寒いね。どうすればいいかな？」（Wh-系）などの問いかけがよいでしょう。

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